天気急変でも焦らない
天気予報アプリを活用しよう
天気急変でも焦らない
天気予報アプリを活用しよう
年配の方は空の様子や風向きをみて、事前に備えをしてきました。その予想は、長年の経験からかなりの確率で適中していたものです。ですが、近年は、その経験を上回る予想外のことが異常気象により起きています。
今では、日常生活にも大きな影響を及ぼす災害がいつどこで起きるかわかりません。
先程まで晴れていたのに急に怪しげな黒い雲が近づいてきて、冷たい風が吹いてきたかと思ったら逃げる間もなく雷鳴と共に激しい雨が降ってきた経験が誰しもあるでしょう。
短時間で降り止むこともあれば、強くなったり弱くなったりを繰り返し長時間に渡り降り続くことがあります。避難するにも、いつすれば良いかがわかりませんね。
こんな時に、ピンポイントで天気予報が事前にわかれば良いのにと思います。そこで、おすすめするのが【天気予報アプリ】です。
適中率が高く無料で使えるアプリを活用することで、急な天候の変化に対応できます。
急な雨、激しい雨が降る危険な雲を知っておこう
急な雨、激しい雨が降る危険な雲を知っておこう
綿菓子のような白い雲、大きな入道雲、空一面の羊雲など、雲はその時にしか見ることができない景色でいつ見てもよいものです。ですが、急な激しい雨や雷雨を降らせる危険な雲があるのも自然がもつ一面です。
では、どのような雲が危険なのか?特に注意すべき雲は2種類です。
【乱層雲(らんそううん)】
”
空全体を覆い、厚さや色にむらが少なく一様で、暗灰色をした雲。雨雲または雪雲とも呼ばれ、降水をもたらす雲の代表格である。
雲の下にちぎれ雲のような断片があることが多い。
■参照:ウィキペディアより
【積乱雲(せきらんうん)】
”
積乱雲(せきらんうん)は雷雲(らいうん/かみなりぐも)、入道雲(にゅうどうぐも)などとも言われる。
背の高い雲であるために雲底は非常に暗い。雲の下部や雲底よりも下では、激しい雨、場合によっては、霰や雹が降ることもある。積乱雲による降水量は、乱層雲による雨と比べて格段に多く、短時間で大量の雨を降らせる。さらに、積乱雲は帯状に連なって発生する場合もあり、集中豪雨の原因ともなることがある。また積乱雲は対流雲であるために気流も激しく、雲の近くにはダウンバーストと呼ばれる冷たい突風がもたらされる場合もある。雷の発生や、まれに漏斗雲を伴って竜巻を引き起こすなど、激しい気流を伴う場合もある。
■参照:ウィキペディアより
これらの雲を見かけたら激しい雨に伴い突風や雷が発生することがあるので、早めに丈夫な建物で冠水しないところに避難した方が良いですね。
天気予報アプリ活用で慌てるべからず
天気予報アプリ活用で慌てるべからず
雨を降らせる危険な雲はわかりましたが、さっきまで天気が良かったのに急に空が暗くなってきて、激しい雨が降り出すといった急な展開を予想するのは難しいですよね。
出掛ける時は晴れていて出掛け先も天気が良かったのに、自宅の方は大雨が降っていて洗濯物が台無しになってしまった…なんでこともあります。局地的な集中豪雨によるものですね。
布団なんて干していたものならもう大惨事です(泣)
こんな時には、ピンポイントで的確にあたる天気予報アプリが大活躍します!
【天気予報アプリの紹介】
スマホの無料天気予報アプリは、2021年8月現在で国内製・海外製・用途別(釣り、ゴルフ、地域限定…)など270種類ほどあります。その中でも、利用者の多い高機能な人気のアプリを5つ紹介します。
天気予報を発表しているのは主に「気象庁」「日本気象協会」「ウェザーマップ」「ウェザーニュース」の4社で、各アプリは、このどれかの天気予報をアプリとして情報表示しています。
【天気予報】 日本気象協会 |
【特徴】 ・日本気象協会の天気予報専門アプリ ・プッシュ通知で雨雲の接近をいち早く教えてくれる ・1時間ごと、2週間先までの詳細な天気予報を知れる ・警報注意報や地震、台風情報などの防災情報が充実している ・10ヵ所まで任意の市区町村を登録できる |
【アプリ】 iPhone Android |
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【天気予報】 ウェザーニュース |
【特徴】 ・1kmメッシュ&5分更新の超精密天気予報でピンポイント天気がわかる ・1時間先までの5分ごとの天気を予想 ・接近中の雨雲がアニメーションでわかる「雨雲レーダー」 ・台風、地震、津波情報がマップ表示され警戒エリアを瞬時に把握できる |
【アプリ】 iPhone Android |
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【天気予報】 ウェザーマップ |
【特徴】 ・時間ごとの詳細な天気予報が最大72時間までわかる ・最大15時間先までの雨雲の様子と降水量がわかる「雨雲レーダー」 ・市区町村ごとの17日間の天気予報や時間ごとの詳細な天気予報 ・生活に役立つ気象情報や防災情報をいち早くプッシュ通知 |
【アプリ】 iPhone Android |
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【天気予報】 気象庁 |
【特徴】 ・1画面で必要な情報を確認できるシンプルで使いやすいデザイン ・雨、降雪、積雪の情報を気象庁天気予報へ迅速にアクセスできる ・雨データと時間帯別予測を確認でき、いつごろ止むか予想しやすい ・昼と夜の10日間予測がわかる |
【アプリ】 iPhone Android |
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【天気予報】 日本気象協会 |
【特徴】 ・シンプルなデザインで「何分くらいで雨が降るか?雨が止むか?」の予想がしやすい ・現在の雨雲の様子、50分後までの予測機能付き ・最大180分前から55分後までの様子を5分ごとに知ることができる ・雨が降りそうな時に通知機能で知らせてくれる |
【アプリ】 iPhone Android Androidは提供無し |
※2021年8月現在の情報
他にもいろいろありますが、「見やすいこと」「リアルタイムの雨雲レーダー」「正確性が高い」ものに絞って紹介しました。
ので、使いやすさやご自身の用途に合っているものを使ってみてください。
まとめ
まとめ
異常気象の影響により思ってもいなかった災害が各地で起きています。天気予報を出掛ける前にテレビで確認しても、ピンポイントの急な天候の変化まではわかりません。
ですが紹介したように、現在ではリアルタイムで天気予報を知ることができるアプリが充実しています。不安定な天気でもあらかじめ確認できるので、出掛ける時間帯、雨具の用意などの準備もできますし、避難が必要になる可能性も予測できます。
天気予報アプリを上手に活用して、安心した生活を送るのにお役立てください。