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庭木のおすすめ
シンボルツリーと縁起の良い木

庭木のおすすめ
シンボルツリーと縁起の良い木

庭木のおすすめシンボルツリーと縁起の良い木

建ったばかりの新築の家は、外観は綺麗ですが無機質な感じがします。ですが、庭に樹木が植えられた途端に温もりのある建物に見えてくるのはとても不思議です。まるで、樹木が植えられたことで家自体に血が通うかのように、庭を含めて家全体に生命力を感じます。

分譲住宅には、街並みを揃えるように同じコンセプトで同じような家が立ち並びますが、植えられた樹木によって雰囲気が全く違ってきます。特に、庭木の中で背の高い樹木を「シンボルツリー」と言いますが、その家を象徴する木であり何を植えるかで家のイメージが変わってきます。

シンボルツリーは住まいの象徴となり、家族を見守りながら家族と共に成長していく木です。さて、我が家のシンボルツリーは何にしようかと考えるのも、新築を建てる時の楽しみではないでしょうか。

おすすめのシンボルツリー ベスト5

おすすめのシンボルツリー ベスト5

シンボルツリーは高木に成長するもので見栄えが良いものを選ぶのはもちろんですが、シンボルツリーがあることでどのような生活になるかまで想像して選ぶのも大切です。
近年シンボルツリーとして人気がある「おすすめの木 ベスト5」をご紹介します。

オリーブ

オリーブ

オリーブはヨーロッパでは神聖な木として、邪気を払うとされています。また、平和と友愛の象徴とされ、「家内安全」「夫婦円満」の縁起の良い木です。オリーブは常緑の2m以上になる高木で、初夏には白や黄白色の小さな花を咲かせます。葉の表面は濃い緑で色つやが良く、裏面は白い産毛が生えていて風が吹くときらきらと輝いて見えます。

ユーカリ

ユーカリ

ユーカリは背丈がとても大きく成長する常緑高木で、枝葉、花、果実に芳香効果があります。成分は蚊よけにも使われています。種類は約800種にもおよび、先の尖った葉のものや丸い形状の葉のものなど様々です。花は品種によって咲く時期が異なりますが、ポンポンのような変わった形の花を咲かせます。

ヤマボウシ

ヤマボウシ

ヤマボウシは10mくらいに成長する落葉高木です。6月ごろから葉が茂りその後に、白い花を無数に咲かせます。実は、白い花のように見える部分は、総苞(ほうそう)と呼ばれる葉が変形した部分です。秋には赤く丸い実が付きます。紅葉も美しくシンボルツリーとして人気が高い木です。

木蓮(モクレン)

木蓮(モクレン)

モクレンの背丈は3m~5mほどですが、白い花を咲かせるハクモクレンは10mを超す高木に成長するものもあります。つぼみは産毛で覆われて可愛らしく、3月下旬から4月上旬ごろ、大きな花弁の華やかな花が天に向かって開花します。
紫色の花やピンク、白い花など種類があります。花が散ると青々とした大きな葉が茂り、秋には紅葉する落葉樹です。

イロハモミジ

イロハモミジ

「モミジ」といえばイロハモミジがイメージされるほどカエデ属の中で最も有名な種です。和風のシンボルツリーとして人気のある木ですが、春には小さく可愛らしい若葉が芽吹き花を咲かせ、夏には青々と葉が茂り、秋には段々と色づく紅葉と四季を通して美しい木です。四季の移ろいと共に変わりゆくイロハモミジは、洋風の庭にも良く似合います。

シンボルツリーが作り出す景観

シンボルツリーが作り出す景観

シンボルツリーが作り出す景観

紹介の初めに「シンボルツリーがあることでどのような生活になるかを想像する」と言いましたが、具体的にどのような意味なのかお話します。

シンボルツリーは家の象徴となり景観を作り出す木です。四季のある日本で季節を感じさせる確たるものと言えば植物ですよね。シンボルツリーは、敷地内に他にも植えられた植物と共に美しい自然を作り出します。あなたの家は街の景観としても成り立ち、家の前を通る人達の目の保養となり、自然を感じさせてくれる存在になっていきます。

また、家の中からは窓枠が額縁のような役割をはたし、シンボルツリーを中心とした自然の絵画が毎日目に留まります。それも、日々少しずつ違った世界に一つだけの絵画です。
こんな贅沢なことはないと思いませんか?
家族の豊かな暮らしだけでなく、街を行きかう人々にも愛でてもらえる家を作り出すのもシンボルツリーや植物たちのお陰なのですね。

縁起の良い庭木

縁起の良い庭木

シンボルツリーのほかに樹木を植えるなら何が良いでしょう?大切な我が家を守りたいという思いは皆さんお持ちだと思います。日本には昔から陰陽道や神道、怨霊信仰などから「鬼門」と呼ばれる不吉な方向があり、邪気が入って来ないように鬼門除けを置いていました。
植物にも邪気を払うとされるものや、縁起が良いとされているものがあります。植える方向もありますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

家内安全・魔除けになる庭木

■南天(ナンテン)

南天(ナンテン)

名前になぞらえて「難を転じる」とされていますので、災難避け・魔除けを願って植えられます。南天には赤い実の木と白い実の木があり、初夏には白い花を咲かせます。花言葉は「良い家庭」なので庭木にとても良い木です。

【植える場所】
赤い実:南西(裏鬼門)白い実:北東(表鬼門)

■柊(ヒイラギ)

柊(ヒイラギ)

節分に用いられる柊は赤い実とトゲトゲした葉が特徴です。なぜ節分に柊を飾るかというと、葉の棘が鬼の目を刺し、尖ったものが嫌いな鬼を寄せ付けないよう、鬼除けとして家の入り口に飾るのです。常緑小高木ですので、鬼門に植えることで年中邪気払いをしてくれる縁起木です。

【植える場所】
北東(表鬼門)

■山椒(サンショウ)

山椒(サンショウ)

山椒の若葉や果実は古くから香辛料として使われている植物です。葉や実が強い香りがするので、邪気を払うとされています。また、多くの実をつけるので子孫繫栄としても良い木とされています。

■金木犀(キンモクセイ)

金木犀(キンモクセイ)

遠くからでもかぐわしい香りを放つ金木犀の花は、その香りで邪気を払い良い運を呼び込むとされています。葉は濃い緑色で、沢山のオレンジ色の小花との色合いが美しく見栄えも良い木です。

【植える場所】
南西(裏鬼門)

子孫繁栄を願う庭木

■ツツジ

ツツジ

花を次々と咲かせるツツジは「続き咲き木(ツヅキサキギ)」と呼ばれていたことにあり、「途切れることがない」「次々と良いことが訪れる」ことを願い植えられてきました。多くの花が咲く姿は見ごたえがあり、花の種類も豊富で育てやすい縁起木です。

■ユズリハ

ユズリハ

ユズリハは常緑広葉樹ですが新芽が出てくると古い葉が落ち、新しい葉と入れ替わります。その新しいものに譲りゆくさまが「若返り」「世代交代」として、子孫繁栄を象徴する木です。

■コデマリ

コデマリ

コデマリは成長が早く剪定にも強い木です。たくさんの小さな白い花が鞠のような形をなして咲かせる様子から「子供の健康」「子孫繫栄」を願って植えられてきました。

商売繫盛、金運を願う庭木

■金柑(キンカン)

金柑(キンカン)

金柑の果実は食用・薬用として使われます。剪定に強いので生垣や鉢植えにも向いています。黄金色に輝く実を沢山つける金柑は金運の良い木とされています。

【植える場所】
西側(風水では西の方面に黄色・黄金色のものを置くと金運が上がるとされています)

■千両(センリョウ)

千両(センリョウ)

赤い実がたくさんつくことから「実入りが良い」「お金持ちになる」とされいます。6月~9月ごろには黄色の花を咲かせます。花言葉は、「利益」「富」「財産」など花もお金にまつわる縁起木です。お正月の飾り花としても用いられます。

■万両(マンリョウ)

万両(マンリョウ)

千両や南天に似た赤い実をつける木です。赤色はめでたい色、縁起の良い色として祝い事で用いられるので、赤い実をたくさんつける万両は縁起ものとして飾られます。7月ごろには白い花を咲かせます。花言葉は「財産」「金満家」「寿ぎ」など財にまつわる意味があります。

まとめ

まとめ

庭木のおすすめシンボルツリーと縁起の良い木 まとめ

シンボルツリーと縁起の良い木を紹介しました。たとえ小さな庭だとしても、樹木があるだけで見栄えが変わってくるものです。
街の景観の一部になる素敵な庭づくりを楽しんで、家族と共に成長する木と共に季節を感じるのは良いですね。

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