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お盆に欠かせないあなたの料理とは?

お盆に欠かせないあなたの料理とは?

  • お盆に欠かせないあなたの料理とは?
  • お盆には親戚一同が会して、ご先祖様をお迎えされる方が多いと思います。
    そして、親戚一同が集まったお盆の食卓にはお盆ならではの料理が並びますね。
    最近では、古くから伝わるお盆料理にこだわらずに、故人が好きだった料理や帰京した子供達が好きな料理を振舞うことも多いようです。
    ところでお盆の伝統的な料理とはどのようなものでしょう?
    知っているようで知らないことも多いと思います。
    そこで、お盆料理について少し触れてみたいと思います。

お盆のお供え物

お盆のお供え物

お盆のお供え物

お盆の料理は、ご先祖様・故人の供養のための料理になります。
お供えする料理は、殺生を禁じる仏教の教えに則って肉や魚などを使わずに、穀物・野菜・豆類・山菜・海藻類などの食材のみを使った精進料理で、一汁三菜(いちじゅうさんさい)または一汁五菜(いちじゅうごさい)や別汁がつく二汁五菜(にじゅうごさい)をお膳に用意するものとされています。

お供え膳に用意する料理

古くから伝わる一汁五菜のお膳の献立は、以下のような内容になります。
1.飯椀(一汁五菜には含みません)
2.汁椀(すまし汁、味噌汁)
3.高皿(香のもの・漬物)
4.平椀(旬の野菜・高野豆腐・がんもどき・結び昆布・こんにゃくなどの煮物)
5.壺椀(ひじきの煮物・お浸し・酢の物・和え物)
6.猪口(煮豆)

精進料理は食材の味を損なうことのない味付けで、栄養バランスにも優れています。
お盆のお供え料理は、私たちも同じものをいただくものとされているので、ご先祖様・故人の供養とともに、私たちの夏の疲れた胃腸や体調を整えてくれます。
お盆の期間中、精進料理を作るのは大変なことですし、他の料理もいただきたいですよね。
ですが、古くから伝わる習わしを後世に伝えていくためにも、ご先祖様・故人を思い、一日だけでも精進料理をご用意し、お供え料理と同じものを食してみてはいかがでしょうか?

■参照:お盆のお供えのお膳の仕方はどうしたら良い?|「あなたのはてな」より

お盆に食べる郷土料理

お盆に食べる郷土料理


また、ご自身の故郷に帰ってきたことを一番感じるのは、慣れ親しんだ郷土料理を食べた時ではないでしょうか?
お盆にも「これがなければ、お盆を迎えられない!」といった、郷土料理があると思います。
郷土料理を食べて故郷を感じることは、郷土やご先祖様・故人、ご家族への思いに浸り、ご自身のルーツを感じることなのかもしれませんね。

お盆に食べたい故郷の味

お盆に食べたい故郷の味

  • お盆に食べたい故郷の味
  • 郷土料理やご実家の料理の味を食べることで、「この料理。この味。やっぱり落ち着くな。」と、感じることが帰京の醍醐味のようにも思えます。
    それが、カレーであってもすき焼きであってもうどんや蕎麦であっても。
    郷土料理や家庭の味はこのように味覚だけでなく、すべてを取り巻く郷土の雰囲気を心身ともに感じながら受け継がれていくものなのだと思います。
    親族一同で家庭の味を堪能しにぎやかな様子は、きっとご先祖様・故人も席を共にして、楽しんでいることでしょう。お盆に親戚が集まれるのもご先祖様・故人のお陰です。
    お盆はお墓参りや迎え火をして、仏様やご先祖様の恩に感謝をする行事ですが、親族が揃い健康で楽しく食卓を囲むことが、なによりの恩返しになるのではないでしょうか。

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